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超伝导発现机构解明のための极めて重要な现象の発见 超伝导ギャップの「ノード」の消失を発见

掲载日:2018年12月18日

FeSe表面の図
贵别厂别の単结晶表面でのドメイン境界と超伝导ギャップのノードの有无のイメージ図
贵别厂别の表面では、「电子ネマティック秩序」のドメイン境界が多く存在する场所と少ない场所が存在する。ドメイン境界が多く存在する场所では「时间反転対称性の破れ」が生じることによって、本来存在する超伝导ギャップのノードが消失しているように见える。
© 2018 餅田円、岡崎浩三

东京大学物性研究所の冈﨑浩叁特任准教授、辛埴教授らの研究グループは、东京大学大学院新领域创成科学研究科の芝内孝禎教授、京都大学大学院理学研究科の松田祐司教授らとの共同研究で、「电子ネマティック秩序」と呼ばれる秩序状态を示すとして知られる鉄系超伝导体贵别厂别について、极低温超高分解能レーザー角度分解光电子分光装置を用いて超伝导ギャップを直接観测しました。その结果、超伝导のメカニズム解明のために极めて重要な特徴である超伝导ギャップの异方性が「电子ネマティック秩序」のドメイン构造によって敏感に影响を受け、ドメイン境界が无い领域では超伝导ギャップの符号が反転する「ノード」が存在するのに対し、ドメイン境界が多い领域では「ノード」が消えてしまうことを発见しました。

本研究成果は、超伝导ギャップにおけるノードの有无を见极めるために极低温超高分解能レーザー角度分解光电子分光装置が极めて有用であることを示しました。これにより、今后様々な超伝导体の超伝导ギャップ构造を明らかにすることで、超伝导のメカニズムの理解に繋がり、より高温での超伝导の実现、さらには室温超伝导の実现にも繋がっていくことが期待されます。

「电子ネマティック秩序のドメイン构造によって超伝导ギャップのノードが消失するという今回の结果は、当初は思いがけないものであり、我々も信じられませんでした」と冈﨑浩叁特任准教授は话します。「しかし、実験の再现性が确认されたことで结果に自信を持つことができ、现在では今后の超伝导研究においても极めて重要な成果であると自负しています」。

论文情报

Takahiro Hashimoto, Yuichi Ota, Haruyoshi Q. Yamamoto, Yuya Suzuki, Takahiro Shimojima, Shuntaro Watanabe, Chuangtian Chen, Shigeru Kasahara, Yuji Matsuda, Takasada Shibauchi, Kozo Okazaki, and Shik Shin, "Superconducting gap anisotropy sensitive to nematic domains in FeSe," Nature Communications: 2018年1月18日, doi:10.1038/s41467-017-02739-y.
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