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东洋文化研究所のパッタジット准教授が叁岛海云学术赏を受赏

掲载日:2026年7月23日

东洋文化研究所のハ?ッタシ?ット?タンシンマンコン准教授が『タイ外交史を読み直す―「竹の外交論」からの脱却―』により、第15回(2026年度)叁岛海云学术赏(人文科学部門)を受赏しました。
叁岛海云学术赏は、自然科学及び人文科学の研究领域において、创造性に富み、とりわけ优れた研究能力を有する若手研究者(45歳未満)を顕彰し、その研究の発展を支援することを目的とした赏です。
赠呈式は、7月10日に开催されました。






 

受赏作

パッタジット?タンシンマンコン着『タイ外交史を読み直すー「竹の外交论」からの脱却』(东京大学出版会 2025年3月)


 

书籍抜粋

タイの外交は、しばしば「风にしなう竹」(バンブー?ディプロマシー)という比喩で语られてきた。歴史の折々に现れる大国の胁威を「风」にたとえ、聡明な指导者がその风向きを読み、巧みにしなうことで、タイは「东南アジアで独立を保つことのできた唯一の国」になったという语りである。具体的には、近世以前には中国という风にしなって朝贡使节を派遣し、19世纪半ばには英仏の风にしなって不平等条约と领土割譲を受け入れつつ植民地化を回避した。第二次世界大戦时には日本の风にしなって同盟を结ぶが、日本の降伏直后には宣戦布告を含む戦时条约の无効を宣言して败戦国化を免れた。冷戦期には米国の风にしなって共产主义化を回避し、ベトナムが最大の胁威と见なされた1970年代には中国の风にしなって1975年に国交を树立、1990年代以降は强まる中国の风にしなりつつ、米?日など他の大国との友好関係を维持してきたという歴史観である。

 
本书の狙いは、タイ外交の叙述を、大风が来ると机械的な反射のようにその风に贤くしなうという「竹」が语る神话から脱却させ、タイ外交を「歴史化」することをことである。それは、実际に都合の悪い、不合理な、偶発的な、意図しない出来事や、国家を単位として语られる外交史の中で埋もれ、忘却され、时に敌视されてきた人々の认识を掘り起こし、不规则なふるまいをする人间性が垣间见えるような「もうひとつ」の外交史を描く试みであった。

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