総合文化研究科?教养学部 瀬川教授、野口准教授、横川准教授が平成31年度科学技术分野の文部科学大臣表彰を受赏
総合文化研究科所属の下记3名の教员が、平成31年度科学技术分野の文部科学大臣表彰を受赏しました。
| 受赏者氏名 | 受赏名 | 业绩名 |
| 瀬川浩司 教授 |
科学技术分野の文部科学大臣表彰 科学技术赏(研究部门) |
有机无机ハイブリッド太阳电池の先駆的研究 |
| 野口篤史 准教授 |
科学技术分野の文部科学大臣表彰 若手科学者赏 |
ハイブリッド量子系における量子极限操作の研究 |
| 横川大辅 准教授 |
科学技术分野の文部科学大臣表彰 若手科学者赏 |
溶液内化学现象の微视的理解を目指した理论开発と応用研究 |
関连鲍搁尝
文部科学省プレスリリース:
受赏した叁名の业绩内容は以下のとおりです。
瀬川浩司 教授
业绩名 「有机无机ハイブリッド太阳电池の先駆的研究」
瀬川教授は、脱炭素社会の実現に向けてさらに普及拡大が求められる太陽光発電に関し、革新的な低製造コスト太陽電池の開発や、オフグリッド電源にも利用可能な高機能太陽電池の開発を進めています。今回受赏対象となった研究は、有机无机ハイブリッド太阳电池の先駆的研究であり、蓄電機能を内蔵した太陽電池、金属錯体のスピン反転励起を用いた広帯域太陽電池、希少金属を使わない高効率ペロブスカイト太陽電池、さらにこれらを用いた高効率複合型太陽電池など、従来にない新しい太陽電池を創成したことが評価されました。本研究により、世界初の蓄電機能内蔵太陽電池が実現した他、希少金属を使わない実用的な高効率低コストペロブスカイト太陽電池や、これを用いた高効率多接合太陽電池なども実現しています。。
本成果は、太阳光発电のさらなる普及に繋がるほか、低照度下でも高いエネルギー変换効率をもつエネルギーハーベストデバイス、窜贰叠や窜贰贬向けのオフグリッド电源、滨辞罢デバイスで大量に必要となる电源などに利用されると考えられ、広く脱炭素社会の构筑に寄与することが期待されます。
蓄电机能内蔵太阳电池。背景と叶が太阳电池で、花びらが蓄电池。
电気がたまると花びらが白から青に変わる。
印刷工程を利用して作るため様々な色やデザインで作成できる。
関连鲍搁尝
野口篤史 准教授
业绩名 「ハイブリッド量子系における量子极限操作の研究」
野口准教授は、异なる量子系を互いに结合させるハイブリッド量子系の研究を行い、量子的な操作や観测技术の开発を行いました。近年、いくつかの量子系では、个々の量子操作は高い精度で行われるようになってきました。一方で、そのままでは制御の难しい物理系を、制御性の高い量子系と组み合わせたハイブリッド量子系の研究が、応用?基础科学的な両面より注目を浴びています。
野口准教授は、単一核スピンと光共振器、イオンの振动状态とスピン状态、超伝导量子ビットと音波、という3种类のハイブリッド量子系を実现し、それぞれの系において量子极限における操作や観测を行いました。様々なハイブリッド量子系の可能性がある中で、いかにして量子系の散逸を抑制しつつ、复合系に强い相互作用を実现するかという点に着目し、究极的な制御を行いました。
本研究成果は、量子センサーや量子情报処理デバイスといった、将来の量子技术の根干を担う技术に発展すると期待されます。
横川大辅 准教授
业绩名 「溶液内化学现象の微视的理解を目指した理论开発と応用研究」
横川准教授は溶液内化学现象の微视的理解を目指し、量子化学と统计力学を组み合わせた新しいハイブリッド理论を构筑しました。溶液内化学现象を、理论に基づき原子?电子レベルで明らかにすることは、现象の解明のみならず、创薬、材料开発においても极めて有用です。しかしながら、検讨すべき分子数が膨大な数になるため、実験事実を説明するに足るだけの计算精度を备えたものは极めて限られていました。
横川准教授は、量子?古典両方の性质を併せ持つ分子间ポテンシャルを独自に开発し、これを利用した新たな量子?古典ハイブリッド理论を构筑することに成功しました。これにより、従来法では実现できなかった计算精度で溶液内の量子化学计算を行うことを可能にしました。
本研究成果は、溶液内化学现象の基础的な理解に贡献するだけでなく、新しい薬、材料の设计などにも大いに役立つと期待されます。
主要论文:
「Toward Accurate Solvation Free Energy Calculation with the Reference Interaction Site Model Self-Consistent Field: Introduction of a New Bridge Function」J. Chem. Theory Comput.、14、p3272~3278、2018年5月発表
「New generation of the reference interaction site model self-consistent field method: Introduction of spatial electron density distribution to the solvation theory」J. Chem. Phys.、126、244505(p1~6)、2007年6月発表

