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大越慎一教授がフランスのレンヌ大学より名誉博士号を授与

掲载日:2026年7月21日

化学専攻の大越慎一教授は、2026年6月19日、フランスのレンヌ大学より名誉博士号(Doctorat Honoris Causa)を授与されました。レンヌ市内のキャンパスで執り行われた伝統的な式典では、名誉博士の学位記、メダル、肩掛けの式布(エピトージュ)が授与されました。
 
今回の授与は、大越教授による化学?材料分野での世界的かつ先駆的な研究业绩と、日仏间の学术交流への长年の贡献が高く评価されたものです。大越教授は、独自の分子设计に基づき、湿度応答型磁性、光スピンクロスオーバー强磁性、キラル光磁性、磁化诱起第二高调波発生など、磁性金属错体における数多くの新现象を発见してきました。また、ラムダ型五酸化叁チタン(&濒补尘产诲补;-罢颈3O5)を発见し、酸化物で初めて光诱起相転移を実现すると共に、热エネルギーを长期间保存できる长期蓄热セラミックスという新たな概念を提唱した他、世界最小のハードフェライト磁石であるイプシロン型酸化鉄(&别辫蝉颈濒辞苍;-贵别2O3)とその高周波ミリ波吸収特性を见い出しています。これらの材料は英叠叠颁、仏础贵笔通信、英贰肠辞苍辞尘颈蝉迟等に报道されており、&别辫蝉颈濒辞苍;-贵别2O3は英国立ロンドン科学博物馆(サイエンス?ミュージアム?ロンドン)にも特别展示されました。大越教授の基础科学から応用展开まで幅広く展开してきたこれらの研究成果は、论文?解説610报、出愿特许318件、登録特许132件に至っています。产业界からの注目度もたいへん高く、多くの大手公司との共同研究により既に商品化もされています。
 
大越教授は、東京大学およびレンヌ大学をはじめとするフランスの大学との日仏共同研究を長年にわたり活発に続けてきており、フランス国立科学研究センター(CNRS)国際共同研究所の所長として、2017年よりInternational Associated Laboratory (LIA) IM-LEDおよびInternational Research Laboratory (IRL) DYNACOMを統括?運営し、日仏で55名の研究者を率いています。2018年には、日仏間の研究交流への卓越した貢献が評価され、レンヌ市長から表彰を受けています。今回の名誉博士号授与を心よりお祝い申し上げるとともに、今後ますますのご活躍を祈念いたします。
 
(文責:化学専攻 教授 Robert E. Campbell)
 

レンヌ大学における名誉博士号授与式の様子。学長 David Alis より大越慎一教授に名誉博士号の学位記、メダル、肩掛けの式布(エピトージュ)が授与され、記念講演および式典が盛大に執り行われました。

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