东京スカイツリーの高さほどの氷が大规模に南极で过去に崩壊 温暖化した大気と海が崩壊の原因であることを解明
ロス海の氷床拡大期と现在のロス海棚氷の様子
棚氷の存在で、上流に位置する南极氷床の流动が抑えられていましたが、棚氷の崩壊后は流动速度が上がりました。また、海底地形や海洋への宇宙线によって作られる核种やプランクトンの蓄积などとしてその証拠が残ります。
© 2016 横山祐典
东京大学大気海洋研究所の横山祐典教授らの研究グループは、世界最大の氷床流出地域である南极ロス海周辺の氷が、縄文时代にあたる5000年前の时期に大崩壊を起こしたことを见出しました。特に氷床の安定性を作用する、氷床と海洋の间に存在する棚氷と呼ばれる氷の挙动についての过去の変化を世界で初めて明らかにしました。
南极氷床の変化についての研究は、世界的な海面上昇を引き起こすなどするために重要です。しかし、データの採取が困难なことや一般的に过去の氷床を復元するために用いられる化学的手法が使えないことなどから、理解が遅れています。
今回、研究グループは新たな海底地形データを米国の调査船を用いて採取し、地球に降り注ぐ宇宙线によって作られる化学物质を利用する新手法により试料の分析をしました。その结果、これまで考えられていたよりも、10,000年以上も遅れた约5,000年前にロス海周辺の氷が极めて大规模かつ1,500年以内という短期间に崩壊したことを明らかにしました。また、このデータを海洋/棚氷モデルの计算结果と比较した结果、温暖な海水がロス海に侵入してきたことが、棚氷が崩壊する重要な原因であったことがわかりました。また崩壊した棚氷の大きさは、北海道の3倍以上におよび、东京スカイツリーの高さほどの氷山を流出させたことを见出しました。
「この时期に周囲の氷に闭じ込められた気温のデータや氷の表面がとけた証拠が米国の研究グループによって报告されています。今回の结果と合わせて考えた场合、温暖化に伴って、暖かい大気と海水が世界最大のロス棚氷を不安定化させる可能性があるということがわかりました」と横山教授は话します。「今回の成果は、现在まさに进行中である、南极周辺海域の温暖化により、南极氷床を安定させている棚氷の変动や、海底に着底している西南极氷床の将来についての理解を深めることにつながります」と続けます。
本成果は、海洋研究开発机构や米国ライス大学及びカリフォルニア大学と共同で行われたものです。
论文情报
, "Widespread collapse of the Ross Ice Shelf during the late Holocene", PNAS Online Edition: 2016/2/16 (Japan time), doi:10.1073/pnas.1516908113.
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