
书籍名
社会福祉研究丛书4 现代韩国の福祉事情 キャッチアップか、新しい挑戦か
判型など
320ページ、础5判
言语
日本语
発行年月日
2025年1月
ISBN コード
978-4-589-04381-8
出版社
法律文化社
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
韓国における少子高齢化のスピードの速さはよく知られている。高齢化率が7%から14%へ達する所要年数は日本が24年であり欧米諸国よりもはるかに速かったが、韓国はそれよりも速く18年であった。合計特殊出生率は1990年には1.59 (日本1.54) であったものが、2000年には1.47 (日本1.36)、2020年には0.84 (日本1.30) となっており、少子化の進展スピードも日本よりはるかに速い。また、韓国では1990年代末のアジア通貨危機により大量の失業?貧困者が生み出され、新たな公的扶助の導入と社会保険の拡充を行い社会保障制度の創設をみたが、それと同時にそれらの制度では対応が難しい不安定な雇用環境に置かれる人々の存在が政策課題となってあらわれた。
本书は、以上のような状况下における韩国の福祉事情、具体的にいえば、社会保障制度の现状と改革の展开について论じている。本书の特笔すべき特徴は2点ある。
まず、各章のすべてが「なぜ」という问いから始まっていることである。たとえば、「なぜ、税方式の基础年金が拡大しているのか」「なぜ、民间『认知症保険』の加入が进むのか」「なぜ、少子化対策は効果がないのか」などのように、各章のタイトルをみるだけで、その章での问题関心を理解することができる。
つぎに、韩国の社会保障制度改革にみられる特徴を、「社会サービス国家」「社会保険ではない制度」「準普遍主义」と捉え、それを「脱キャッチアップ的挑戦」とそのなかで展开される「福祉国家的ではないもの」としてみている点である。韩国的な取り组みを论じた各章それぞれが兴味深いものであることはさることながら、それらが、后発福祉国家としての韩国が先进国のキャッチアップを超えてその先进诸国の歴史的経纬とは异なる新しい道を切りひらこうとしているのではないかという问题意识が共有されている点が注目に値する。
本書は、上記の問題関心と社会保障制度改革にみる3つの特徴,そしてそのような韓国的経験の示す意味について述べた序章、「なぜ」から始まる17章と終章からなる。社会保険や公的扶助を中心とした現金給付と関連する制度改革 (第1~3章)、就労およびケア関連のサービス給付と関連する政策展開 (第4~12章)、各種サービスの担い手や提供の仕組み (第13~17章) が取り上げられている。各章を通じて、日本との相違点およびこれらの韓国における改革の「光」と「影」の両側面が浮かび上がってくる。
少子高齢化や不安定雇用の広がりなどの新しい社会リスクは日本にもみられる。社会経済政治的状况が异なることはあるものの、韩国の経験がいかなる意味をもつのかを明らかにすることは、日本に対しさまざまな政策および実践现场への示唆をもたらすのではないだろうか。日本で学び日本で社会学、社会福祉学、政治学领域の研究と教育に携わっている韩国出身研究者によって执笔された本书は、韩国の福祉事情に対する理解を深め日韩の学术?実践?政策の架け桥となる一册である。
(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 金 成垣 / 2025)
本の目次
序 章 社会保障制度改革にみる「脱キャッチアップ的挑戦」
第1章 なぜ、「社会保険ではない制度」が広がりつつあるのか
第2章 なぜ、税方式の基础年金が拡大しているのか
第3章 なぜ、民间「认知症保険」の加入が进むのか
第4章 なぜ、公的扶助で「就労の场」の提供が进められてきたのか
第5章 なぜ、社会的経済政策が进められてきたのか
第6章 なぜ、高齢者贫困が深刻化するのか
第7章 なぜ、高齢者の孤独死を防止できたのか
第8章 なぜ、长期疗养保険制度下に介护予防事业が存在しないのか
第9章 なぜ、少子化対策は効果がないのか
第10章 なぜ、养育费履行确保制度の强化は可能だったのか
第11章 なぜ、政治は障害者运动に反応したのか
第12章 なぜ、在留外国人の福祉アクシビリティ确保が推进されてきたのか
第13章 なぜ、総合社会福祉馆が地域福祉の担い手になったのか
第14章 なぜ、农村ではマウル会馆に高齢者が集まるのか
第15章 なぜ、疗养保护士の国家资格取得者が多いのか
第16章 なぜ、「死の教育」関连の民间资格が急増したのか
第17章 なぜ、福祉行政滨颁罢戦略が迅速に进んだのか
终 章 新たな挑戦をどうみるか:示唆と展望
参考文献/事项索引/执笔者绍介
编着:
金 成垣 东京大学大学院人文社会系研究科教授
金 圆景 明治学院大学社会学部社会福祉学科准教授
呉 世雄 立命館大学产业社会学部准教授
着者:
裵 俊燮 明治学院大学国际学部国际学科専任讲师
金 硕浩 爱知県立大学教育福祉学部社会福祉学科准教授
李 省翰 佐久大学人间福祉学部人间福祉学科専任讲师
郑 煕圣 関东学院大学社会学部准教授
金 美辰 大妻女子大学人间関係学部人间福祉学科教授
姜 民护 同志社大学社会学部社会福祉学科助教
孔 栄钟 佛教大学社会福祉学部社会福祉学科准教授
李 恩心 昭和女子大学人间社会学部福祉社会学科准教授
崔 恩熙 松山东云女子大学人文科学部心理子ども学科讲师
金 吾燮 熊本学园大学社会福祉学部特任讲师
任 セア 立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科助教
孔 英珠 西南学院大学人间科学部社会福祉学科准教授
罗 珉京 长野大学社会福祉学部准教授
関连情报
出版記念シンポジウム『现代韩国の福祉事情-キャッチアップか、新しい挑戦か』 (同志社大学 新町キャンパス 2025年1月28日)

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